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イモねえちゃん

小さなころ白米をぞんぶんに食べられなかった世代の人たちは、サツマイモをうんざりするほど食べていた。だから、焼きイモや蒸かしイモをみても「なんだイモか」「もういらないよ」くらいにしか思わない――とよく聞く。

サツマイモを使ったスイーツや焼きイモが好きな若い女性は多い。子どもも同様だ。サツマイモにマイナスイメージはもっていないだろう。むしろ、おいしさ、食物繊維や栄養素などによる健康面から、プラスのイメージをもっているのではないだろうか。

そんな話を、懇親会の席でサツマイモの研究を長年続けている農林水産省の方としていた。

「イモねえちゃんという言葉がありますよね」(研究者)
「田舎くさいとか、垢抜けないとか、ダサイ女性をさしますよね」「『イモっぽい』『イモい』『このイモ!』などとも言っていたような気もします」(わたし)
「もうそんなイメージはもうないと、思うんですよ。むしろイモねえちゃんにはいいイメージがあるのではないかと考えるようになりました」(研究者)

残念ながら、「いいイメージとはどんなイメージですか」と聞こうとしていたところで、別の人が入ってきて、彼の考えを聞くことができなかった。彼は、「イモ」がマイナスイメージの文脈で使われてきたことへの不満をずっと抱えていたのではないだろうか。いまや、おいしいサツマイモはたくさんある。多くの人に愛されている。そういう自負もあるのだろう。

「イモねえちゃん」をいいイメージで使うことが、これからあるだろうか。おいしそうな?女性、あま~い女性、みんなから愛される女性、(やせた土地でも肥料や水がなくても育ったり、暑さや病気に強かったりすることから)たくましい女性、しぶとい女性、ほったらかしていても大丈夫な女性、(だれでも簡単に栽培できることから)育てやすい女性……。

そんなややこしいことを考えるまでもなく、時代とともに言葉は変わったり、使われなくなったりするのだから、「イモねえちゃん」は死語になるかもしれない。

サツマイモを作っている農家はどう思うだろう。

西郷どんさん。これを読んだら、意見を聞かせてください。
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プロフィール

ビーボ

Author:ビーボ
ビーボ(ぐっどあ~す)。鹿児島出身。地方新聞記者を経て、農業関係の雑誌編集に携わる。2016年4月から九州・沖縄地区の購読・活用推進の部署に異動。福岡に単身赴任するも、同年夏に再び東京へ戻る。自宅は東京。「ビーボ」は友人農家のハンドルネームをさかさまにしたもの。good earthは10年ほど携わっていた雑誌の英語の愛称です。

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